100冊目はP・F・ドラッカー著 「プロフェッショナルの条件」です。

プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
- 作者:P・F. ドラッカー
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/07/01
- メディア: 単行本
2000年頃に書かれた本です。ドラッカーさんが90歳くらいの時でしょうか。
まず、その事に驚きます。 ピカソみたいです。
組織運営・組織の成長から学び、
自己を成長させるために必要・重要な事はなにかを教えてくれます。
ここでは自分が特に感銘を受けた言葉を2つ紹介したいと思います。
1つ目は「時間を管理する」です。
時間管理術の事ではなく、考え方の事です。
多くの人は膨大な重要ではないことに時間を費やしています。
本当に重要な事に集中するためには、物事を整理しないといけません。
不必要な事を捨てるということをまずします。
生産的でなくなった過去のものを捨てる事をすすめています。
過去の活動を捨てる
古いものの計画的な廃棄こそ、新しいものを強力に進める唯一の方法であるといいます
私はそこから、「思考する時間」もまとめる必要があると思いました。
また、「悩んでいる時間」は時間を浪費している事にも気づきました。
「悩んでいる時間」は何も生み出さず、しかし1日のうちでものすごい時間を使っていると思います。
2つ目は「何によって憶えられたいか」です。
これは7つの習慣でいえば第2の習慣の「終わりを思い描くことから始める」と同じであると思います。
死んだあと、あの人は「・・・な人だったね」の「・・・」に何を入れられたいか?
「・・・」こそが自分がなりたい自分であり、自分の理想形・完成形です。
今の自らとは異なる人物を思い描きます。
それに向けて努力をしていくのです。
自分は死んだあと
「あの先生は漢方でなんでも治してくれたな」といわれるのが
自分の完成形です。