漢方医の日記

平凡な毎日をいかに楽しく過ごすか。本の紹介を中心に、学び・健康・東洋医学・ライフスタイルなど色々。漢方大好きおじさんのブログ。

プロフェッショナルの条件

100冊目はP・F・ドラッカー著 「プロフェッショナルの条件」です。

 

 

2000年頃に書かれた本です。ドラッカーさんが90歳くらいの時でしょうか。

 

まず、その事に驚きます。 ピカソみたいです。

 

組織運営・組織の成長から学び、

 

自己を成長させるために必要・重要な事はなにかを教えてくれます。

 

ここでは自分が特に感銘を受けた言葉を2つ紹介したいと思います。

 

1つ目は「時間を管理する」です。

 

時間管理術の事ではなく、考え方の事です。

 

多くの人は膨大な重要ではないことに時間を費やしています。

 

本当に重要な事に集中するためには、物事を整理しないといけません。

 

不必要な事を捨てるということをまずします。

 

生産的でなくなった過去のものを捨てる事をすすめています。

 

過去の活動を捨てる

 

古いものの計画的な廃棄こそ、新しいものを強力に進める唯一の方法であるといいます

 

私はそこから、「思考する時間」もまとめる必要があると思いました。

 

また、「悩んでいる時間」は時間を浪費している事にも気づきました。

 

「悩んでいる時間」は何も生み出さず、しかし1日のうちでものすごい時間を使っていると思います。

 

2つ目は「何によって憶えられたいか」です。

 

これは7つの習慣でいえば第2の習慣の「終わりを思い描くことから始める」と同じであると思います。

 

死んだあと、あの人は「・・・な人だったね」の「・・・」に何を入れられたいか?

 

「・・・」こそが自分がなりたい自分であり、自分の理想形・完成形です。

 

今の自らとは異なる人物を思い描きます。

 

それに向けて努力をしていくのです。

 

自分は死んだあと

 

「あの先生は漢方でなんでも治してくれたな」といわれるのが

 

自分の完成形です。