76冊目は東松寛文さん著 「サラリーマン2.0 週末だけで世界一周」です。
1987年生まれの32歳です。私とは5つ違います。
「世界一周をする」となると、会社を辞める覚悟を決めるか
定年退職をしたあとにゆっくり行くか
はたまた、就職前に行くか。
私の中にはそのような選択肢しかありませんでした。
世界各国(5大陸)を週末と3連休や、夏休みだけを使い3か月で周った記録です。
世界一周だけでなく、週末には世界各国を旅しています。
旅と旅行は違うというフレーズが共感しました。
本文に
僕は「旅」と「旅行」はまったく別のものだと思っています。僕にとってその違いは、不確実性の有無。旅行はただ、ワクワクするもの。旅は、ワクワクするだけじゃなくてドキドキもするもの!
とあります。
大共感です!
旅は英語でtravel。語源はtroubleが変化したもの。と、どこかで読みました。
本当か嘘かはどうでもよく、僕はそう信じています。
2年前に上海を一人でバックパック旅した時、不安でいっぱいでした。
中国語は話せないし、中国人は声が大きくて怖いのではないか?
高速鉄道はひっくり返るのではないか?
インターネットは使えないのではないか?
お金が下せないのではないか?
不安ばかりで、計画途中にやっぱりやめればよかったと思ったことも何度もありました。
そんな時に 旅はトラブルが語源だと知り 勇気がでました。
トラブルを楽しめばいいんだと考えが切り替わりました。
思い切って飛び込んだ、中国。
思っていたよりも10倍くらい楽しかったです。
笑顔あり、丁寧なスタッフ対応あり、優しさありで
トラブルは一つもありませんでした。
旅は出る前は不安と恐怖の方が強いですが
旅から帰ってきた人は必ずこう言います。
「最高だった」。
東松さんは全く英語が話せないようです。
ボディーランゲージで乗り切ります。
新たな旅のやり方を教えてくれた東松さんに感謝です。