漢方医の日記

平凡な毎日をいかに楽しく過ごすか。本の紹介を中心に、学び・健康・東洋医学・ライフスタイルなど色々。漢方大好きおじさんのブログ。

医師の経済的自由

77冊目は 自由気ままな整形外科医著 「医師の経済的自由」です。

 

 

医師の経済的自由-豊かな人生と理想の医療を両立できる第3のキャリアパス

医師の経済的自由-豊かな人生と理想の医療を両立できる第3のキャリアパス

 

 

医師が医師向けに書いています。

 

「経済的自由」という言葉、好きです。

 

経済的自由は精神的自由へ通じていきます。

 

精神的自由とは、自分の好きな時に好きな人と好きな事だけをして過ごせる自由です。

 

ここまで達すると、「現代の悟り」です。

嫌なことが一つもありません。

 

ただ昨今の医療業界は国家財政を圧迫しているという事から縮小業界となってきています。

 

医師数は増える一方で、診療報酬は減ってきているのでおのずと医師一人の収入は減ります。

 

歯科医師業界・弁護士業界が同様の波にさらされ、貧困歯科医・貧困弁護士が誕生しました。

 

医師にもついにその波が来つつあるというのが著者の主張です。

若い医者はしっかり将来を見据えて、収入源を複数持つ必要があるという事です。

 

医師の働き方には大きく3つに分かれます。

① 勤務医

② 開業医

③ 大学病院の医者 です。

 

収入面では

開業医>勤務医>大学病院 の順で高くなります。

 

著者は勤務医であり、投資やスモールビジネスを通して資産を作っていく方法を提示しています。

 

医師も働き方が多様化してきているように私も思います。

特に若い医師はQOLを重視します。

 

新臨床研修医制度で、研修医は研修病院を自由に選べるようになり一気に流れが変わった気がします。

 

著者は「医師+投資家」という方法で、経済的自由を得ました。

 

開業医・勤務医・大学病院の医者以外にも生き方があるのだと知りました。

 

医師に限らず、収入源をマルチに持つという事はこれからの時代必ず必要になると思います。

 

世間にはネガティブな情報があふれていますが

 

こんなに自由でワクワクする時代は過去になかったのではないかと思います。