私は東洋医学を学んでいますが、学び方は様々です。
① 本を読む
② 師匠につく
③ 臨床で使ってみる
④ セミナーに行く
⑤ 動画(you tube)で勉強する
患者さんに対して、使わさせてもらう事が一番の勉強になります。
最近取り入れているのが⑤です。
セミナーに行けなくても、無料で話を聞くことができます。
鍼灸師の方がupしている動画がとても参考になります。
そこで印象に残った言葉があります。
「みなさん、癌の人は癌で死ぬのでしょうか?」
「癌では死にません。人が死ぬときは呼吸不全か心不全です。」
確かに!と思いました。
当たり前の事なのに、意識をすることがありませんでした。
癌の治療は抗がん剤や手術、放射線治療や免疫治療が標準治療です。
しかし、癌患者を治療するというとき目的は何でしょうか?
生存率の延長ということも大きな目的です。
とういうことは、呼吸不全や心不全にならないようにすると生存率が上がるということです。
なぜこの当たり前の事に気づかなかったのだろうと思いました。
東洋医学は西洋医学に比べて癌を治療する力は弱いかもしれませんが
癌患者を治療する力はあります。
ますます魅力的な東洋医学です。