漢方医の日記

平凡な毎日をいかに楽しく過ごすか。本の紹介を中心に、学び・健康・東洋医学・ライフスタイルなど色々。漢方大好きおじさんのブログ。

コラム⑤ 魂

魂と病気は関係あるのでしょうか?

 

魂とは何でしょうか?

 

身体と心は病気と密接にかかわっています。

 

怒りや悲しみは病気を引き起こします。

 

身体は物理世界です。存在を証明することができます。

心はどうでしょうか?

 

存在を証明できませんが、ある事はわかります。

 

魂は言い換えると

 

生きがい

やりがい

信じている事

 

といえるかもしれません。

 

西洋ではスピリチャルと言われます。

哲学で扱われることが多いように思います。

宗教心も入るかもしれません。

 

魂が病気になるとどうなるのか?

 

信じていたこと・もの・人に裏切られる

生きがいを見つけることができない

仕事にやりがいを感じることができない

 

重大な気がします。

しかし、医学で取り上げられる事は少ないです。

 

魂が病気になると心が病気になり、物理世界の身体が病気になります。

 

逆もあり

 

物理世界の身体が病気になり、心が病気になり、魂が病気になる事もあります。

 

例えば癌になったり、事故で身体不自由になったりした時です。

しかしこのときは、物理世界は壊れても心や魂は回復します。

 

不思議です。

 

そして魂は自分以外の人に移ります。

時代を超えることもあります。

「魂を継ぐ」とか

「魂が抜ける」という言葉もあります。

 

心は感情で他人に移ることはありません。

(共感したり、理解したりすることはできますが)。

 

魂を治療するのは宗教家であったり、哲学者なのかもしれません。