54冊目は 堀江貴文さんの「ゼロ」です。
2013年に発売され、2018年11月時点で14刷というベストセラーです。
最近なぜかホリエモンが気になってしまい、手に取ってみました。
堀江さんの幼少期から、現在に至るまでの自伝です。
そして、その時にどう考えどう行動してきたのかを伝えています。
離婚をし、子供と離れ離れになってしまったシーンでは涙が出てしまいました。
自分の子供と会えない事は相当つらいと思います。
この本から感じ取れるのは
堀江さんは合理的な人ではあるけれど、いたって普通の人なんだということです。
むしろ不器用なのかもしれません。
女の子とは自信がなくて話せない。
ものごとにはまり易く、飽き易い。
本質を見抜いてしまう力があります。
本質を見抜く力がある人は内向的な人が多いです。
考えることは物事を単純化していく作業です。
悩むことは物事を複雑化していく作業です。
堀江さんは徹底的に考えるようです。
堀江さんは、とにかく情報収集に努めるようです。
人よりも多く情報を持つことで、ちょっと先の未来が見えます。
堀江さんの人生を変えた出来事にヒッチハイクが出てきました。
ヒッチハイクで10人に声をかけると1人くらいはOKがでます。
人生に似ていないでしょうか?
10人中9人には断られているわけです。
しかし、10%の人の協力があるとゴールへたどり着くことができるのです。
多くの人は9人に断られる、心ない言葉をかけられる事を恐れてそもそもヒッチハイクをしません。
私も自分の人生感を大きく変えた出来事がヒッチハイクでした。
きっと物事はシンプルであり、原理原則があります。
「ヒッチハイク理論」もそうだと思います。
あれこれ悩まず、声をかけたり、手を挙げればいいのです。
必ず、目的地にたどり着くのです。
共感できるところが多く、堀江さんを好きになりました。