96冊目は グレッグ・マキューンさんの「エッシェンシャル思考」です。
エッセンシャルというのは「本質」という意味です。
なぜわざわざ「本質」という言葉を使わないといけないか。
多くの人々が「本質」を生きていないからです。
多くの人は日々、たくさんの選択を迫られます。
AにするかBにするか。
選択するときの基準がなければ迷い、脳は疲れます。
もし、基準があれば即決でき脳は疲れません。
その基準をどこに持っていくかが「本質」ということになります。
では「本質」とは何か?
自分にとって何が最も重要かを決める事です。
「本質的に重要」な事は実は多くありません。
生命・健康であったり
大切な人との時間であったり
自分憲法を基準に物事を決めていくのです。
すると驚くほどやらなければならないことは少ないことに気づきます。
ミニマリスト的な思考になります。
本書はとても禅的な発想で書いてあると思います。
今に集中する事の重要性。
答えはすでに決まっているのに
物事を複雑にしているのは自分。
こんなダライ・ラマの言葉が引用されています。
「シンプルな人生は満たされた人生です」。
とても心に響きました。