漢方医の日記

平凡な毎日をいかに楽しく過ごすか。本の紹介を中心に、学び・健康・東洋医学・ライフスタイルなど色々。漢方大好きおじさんのブログ。

間違う力

 初めての本の紹介は高野秀行さんの「間違う力」です。

 

間違う力 (角川新書)

間違う力 (角川新書)

 

 高野秀行さんとの出会い(本で)は2年前。

高野和明さんの本と間違えて手に取った「未来国家ブータン」という本でした。

まさに間違う力です。ブータンでの旅の様子をルポしているのですが、ノンフィクションなのに本当か?と思うことが次々に起こります。

衝撃的な出会いでした。それから高野秀行さんの本を次々に読みました。

高野秀行さんは就職はしたことはなく、ずっとフリーランスの作家です。

クレイジージャーニーに出演され時は我が事のように嬉しかったです。

 

そんな高野さんが新書で、自分はどういうポリシーで作家活動をしているかを赤裸々に語っています。

 

アヘン中毒になったり、カート中毒になったりとても人間的・動物的な高野さん。

 

「ひとの行かないところに行き、人のやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットーのようです。まさにそんな著作がたくさんあります。

 

自分はいたって普通な人ですと語っている所(やっていることは普通ではないことばかり)が人柄を表しているなと思います。

 

「正しいかどうかよりも、面白いかどうかで行動を決める」

 

グッとくる言葉でした。

 

高野秀行さんの紹介文になってしまいました。