初めての本の紹介は高野秀行さんの「間違う力」です。
高野秀行さんとの出会い(本で)は2年前。
高野和明さんの本と間違えて手に取った「未来国家ブータン」という本でした。
まさに間違う力です。ブータンでの旅の様子をルポしているのですが、ノンフィクションなのに本当か?と思うことが次々に起こります。
衝撃的な出会いでした。それから高野秀行さんの本を次々に読みました。
高野秀行さんは就職はしたことはなく、ずっとフリーランスの作家です。
クレイジージャーニーに出演され時は我が事のように嬉しかったです。
そんな高野さんが新書で、自分はどういうポリシーで作家活動をしているかを赤裸々に語っています。
アヘン中毒になったり、カート中毒になったりとても人間的・動物的な高野さん。
「ひとの行かないところに行き、人のやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットーのようです。まさにそんな著作がたくさんあります。
自分はいたって普通な人ですと語っている所(やっていることは普通ではないことばかり)が人柄を表しているなと思います。
「正しいかどうかよりも、面白いかどうかで行動を決める」
グッとくる言葉でした。
高野秀行さんの紹介文になってしまいました。