テスラと聞いて思い浮かべるのはイーロン・マスク率いるテスラ社ではないでしょうか?
その社名のもととなったのが天才二コラ・テスラです。そのテスラの生涯を描いた映画がアマゾンプライムで見れます(レンタルです)。1時間40分でサクッと見れます。
テスラは約100年前の人で、発明家です。あのエジソンと同時期に生きた人です。
なぜ天才と言われるのか。
コンセントの電源はすべて交流でそれを作ったのがテスラです。世界で初めて実用化しました。電気を安定して使えるのもテスラのおかげというわけです。
テスラはほかに無線通信(現在のWiFi)技術の発明をしました。テスラの恩恵を受けていない人はいないわけです。
他には無線電気供給技術です。こちらはまだ、実用化ができていませんが夢のある技術です。すべてのコンセントやケーブルがなくなり、無線で電気が供給されるようになるのです。
天才過ぎて、まだ現在でもそれを実用化できる人がいない状態です。
映画は比較的淡々と進みます。特徴は作り方かもしれません。
テスラは現在の投資銀行JPモルガンの創始者娘アンと知り合います(テスラはJPモルガンから出資してもらっていました)。そのアンがテスラの生涯を未来から解説します。ほかにはエジソンとアイスクリームをぶつけ合うシーン(史実ではない)や、急に背景が絵になって演劇のようになります。
単純に映画に没入するというよりも、舞台をナレーション付きがみている感じです。
これはこれで新しい感覚で映画を見れます(ちょっと戸惑うかもしれませんが)。
そのせいか、各種映画評価は低めをつけられています(( ノД`)シクシク…
独特の構成の受けがいまいちだったのかもしません。テスラの生涯をヒューマンドラマ風にとらえて期待してみた人には少しがっかりするのかもしれません。
しかし、普通ではない映画という視点でみてみるとまたおもしろいのではないかと。
テスラが出てくる映画にエジソンズ・ゲーム(アマゾンプライムで無料)があります。
(私はこちらのほうが好きです)。エジソンをベネディクト・カンバーバッチが演じています。カンバーバッチ主演の映画はどれもクセが強くて大好きですね。
伝記ものは歴史の勉強になります。
天才が多く、多くの天才は苦悩しています。
天才へのあこがれは10代の頃はありましたが(もう40歳なので不惑です)
今は普通がいちばんいいよなぁと思ってしまいます。