以前コラムで「脱カフェイン の効果」を書きました。
3週間ほどカフェインを抜き体調の変化を記録しました。
あれから2年、現在は適度にカフェインをとっています。毎日2-3杯のコーヒーです。
脱カフェイン生活から適度なカフェイン生活に移行していく中で感じたことがあります。
まず、脱カフェインを急激にすると倦怠感・頭痛・やる気の減退・眠気が起きました。では少しずつ減らしていくとどうなのか。
かなり楽にカフェインをやめることができました。カフェインをやめたことで尿回数が減り、精神的なup-downが減りました。少し感情が平板化したような。
やはりもの寂しい感じがして、またコーヒーを飲むようになりました。
あの香りやコーヒーを飲みながらの読書は至福の時間です。
ただ、脱カフェインしたあとにコーヒーを飲み始めると目がバキバキになり、眠れなくなりました。朝1杯飲んだだけでも、夜眠れないのです。手は汗をかいてじっとりするし、少しハイになります。やっぱり、カフェインの作用は強烈だと思います。
しかし飲み続けていると、普通に眠れるようになり精神も安定してきました。慣れという現象です。おそらく慣れはカフェインの代謝速度やカフェインの受容体と関係しているのだと思います。
カフェインの刺激を受け続けると、カフェインは代謝されやすくなります。おそらくカフェインは代謝され、ポリフェノール作用だけがうまく残ってくれているのではないかと勝手にポジティブに考えています。
アルコールも同様に、毎日飲んでいると代謝が早くなり酔えなくなります。
現在はコーヒーを適度にのみ、煩わされることがなくなりました。もしコーヒーを飲むのならカフェイン摂取量を一定にすることが大切なようです。
急に減らしたり、たくさん飲んだりするとその時になんらかの変化が体にでてくるようです。
カフェインのない生活も、ある生活も経験し今は「適度にある生活」を選択しました。
飲まないといけないと言う強迫感はありませんが、習慣になっていることは確かです。
体調はよく熟睡感もあるのでこのままカフェイン生活をつづけようと今は思っています。
私の経験が、これからカフェインをやめよう(再開しよう)としている方の参考になれば。