漢方医の日記

平凡な毎日をいかに楽しく過ごすか。本の紹介を中心に、学び・健康・東洋医学・ライフスタイルなど色々。漢方大好きおじさんのブログ。

コラム⑨ 瞑想

瞑想を6か月ほど前から始めました。

どのような変化があったのか書いてみたいと思います。

瞑想は完全に自己流ですが、効果があるので続けています。

寝る時とどう違うのか?

寝る時やなかなか眠れない時は、いろいろ頭の中に「思考」が現れます。

今日の出来事や過去の嫌な経験などです。

「思考」が次々とつながり、眠れなくなります。

「ああすれば良かった」とか「明日はこうしよう」とか。

瞑想は違います。
意識的に「思考」を取り払います。

意識して頭の中を真っ白にして、ぼーとします。

「ぼーとする」という事がすでに思考している状態ですが、努力してぼーとします。

次々に「思考」が現れますが、そのまま「捨てます」。

すると次第に現れる「思考」の数が減ってきて、止まります。

起きているのに何も考えていないという状態になります。
これが気持ちがいいのです。

寝ているときも脳は考えています。
それを寝ているときも含めて「思考を止める」わけなので、
脳はきっとエネルギーを使わなくなるのでしょう。

改めて、脳は常に考え続けている臓器なのだと「発見」できました。

当直の時に、すぐ眠れるようになりました。
途中で目が覚めても、瞑想することですぐに眠れます。

思考の整理ができている感覚があります。

疲れた時は瞑想をすると、すっきりします。

瞑想ができるようになることは、社会人に必要なスキルではないかと思います。

是非皆さんも挑戦してみてください。 5分もあればできます。