漢方医の日記

平凡な毎日をいかに楽しく過ごすか。本の紹介を中心に、学び・健康・東洋医学・ライフスタイルなど色々。漢方大好きおじさんのブログ。

禅・チベット・東洋医学

70冊目は 藤田一照さん/永沢哲さんの

「禅・チベット東洋医学」です。

 

禅・チベット・東洋医学――瞑想と身体技法の伝統を問い直す

禅・チベット・東洋医学――瞑想と身体技法の伝統を問い直す

 

 

藤田一照さんは曹洞宗の僧侶です。

永沢哲さんはチベット仏教学者です。

 

タイトルわくわくします。

 

禅もチベット仏教東洋医学も「人生をよりよくするため」のツールです。

 

禅をどう日常生活に生かすか

チベット仏教をどう日常生活に生かすか

東洋医学をどう日常生活に生かすか

 

これらはあくまでもツールです。

 

禅を日常生活で生かすとどうなるでしょうか。

心が整います。

大切なものが見えてきます。

自分の能力が上がります(記憶力や体力)。

 

チベット仏教を日常生活で生かすとどうなるでしょうか。

チベット仏教密教と関係があります。

密教とは自分なりの解釈だと「潜在意識」をどうとらえるかという事だと思います。

潜在意識を発見すると、人生における大切な決断をする時に迷いがなくなります。

 

東洋医学を日常生活で生かすとどうなるでしょうか。

病気の本質を知ることができ、病気を予防できます。

健康な身体と心を手に入れる事ができます。

 

科学万能・万歳な現代ですが、

先人たちの経験から得られた知恵と知識は生きる上で大変参考になります。

 

座禅を組むことは、頭部に昇った気を下に降ろし、心を整えます。

とても分かりやすい理屈です。

考えや思考がシンプルになっていきます。

単純になるわけではありません。

 

汚れた玉が磨かれ、きれいになっていくイメージです。

 

禅を実践する事で、経済的に豊かになり、人間関係が良好になり、自分が成長する。

 

勉強するなら優先順位はかなり高いと思います。