65冊目は 日経トップリーダー編
「23社の破綻に学ぶ失敗の法則 なぜ倒産」です。
月刊誌「日経トップリーダー」の連載「破綻の真相」を編集して作られました。
25年間続いている人気連載です。
失敗哲学の本を探していたところ見つけました。
私たちの業界(医療)でもM&Mカンファレンスというものがあります。
M&Mというのはmortarityとmorbidityです。
患者さんが亡くなった後に、症例を振り返るということをします。
一生懸命している時には見えない問題点も、事が終わってみると見える事もあります。
企業の場合は「倒産」でしょう。
過去を振り返り、あの時のあの判断が悪かったのではないかと反省をする事ができます。
「成功には定石はないけど、失敗には定石がある」と言われます。
通読して経営する事の難しさがひしひしと感じます。
出てくる企業は売り上げ高、数十億規模です。黒字企業もあります。
黒字なのになぜ倒産? と疑問に思いました。
売り上げが増えているのになぜ倒産? と疑問に思いました。
なぜ倒産するのかというと、資金繰りです。
もっと簡単にいうと、払うべきところに支払いができなくなるという事です。
黒字かどうかは関係ありません。
売り上げ高も関係ありません。
通読して得た学びです。
1.リスク分散をする。
2.急成長の時こそ地に足をつける。
3.時代の波には逆らえない
4.信用を失わない