64冊目は 医業経営研鑽会編の「クリニック開業を思い立ったら最初に読む本」です。
クリニック開業を思い立ったので読んでみました。
東洋医学クリニックを開業をするのが私の夢です。
東洋医学で健康に楽しく生活する事をサポートしたいと考えるようになりました。
元気になれるクリニックを作りたいと思っています。
身体が元気になる
心が元気になる
魂が元気になる
そんな理念で経営できたら最高です。
地に足のついた経営をするためにも、クリニック経営の大枠は理解しないといけません。
マクロ的な視点とミクロ的な視点が重要です。
マクロ的な視点は開業医の社会的な役割は何なのかということや医療保険の中でどう収益を上げていくかという事です。
ミクロ的な視点はクリニック開業をした院長の夢や理想をどう実現するかという事になります。
どちらの視点が欠けても、いいクリニック経営はできないと思います。
本書はどちらかというとマクロ的な視点でのアドバイスが多いと思います。
鳥取県全体での新規クリニック開業数と廃業数を比べるとここ10年間では廃業数が上回り、その数は48件です。
どちらかというと廃業の方が多いということになります。
医者も高齢化していますし、人口も減っているので納得いく数字です。
開業資金や運転資金、そのごの収益構造について具体的に説明されています。
イメージが膨らんでいきます。
そして夢も膨らんでいきます。
読むとできるんではないかと思い込むことができるようになってきます。
医者は個性の強い人たちですし、自分が理想とする医療を描いている人も多いです。
自分で稼ぎ、自分の理想を実現し、社会の役に立つという事ができると楽しいだろうなと思いながら読みました。