漢方医の日記

平凡な毎日をいかに楽しく過ごすか。本の紹介を中心に、学び・健康・東洋医学・ライフスタイルなど色々。漢方大好きおじさんのブログ。

ドクターの働き方改革 28メソッド

61冊目は 梅岡比俊さんの「ドクターの働き方改革 28メソッド」です。

 

ドクターの“働き方改革”28メソッド: 開業医のための最強のタイムマネジメント

ドクターの“働き方改革”28メソッド: 開業医のための最強のタイムマネジメント

 

 

梅岡さんは医療法人社団 梅花会 を設立され

耳鼻咽喉科4院、小児科3院を運営されている医者兼経営者です。

 

24時間をいかに効率よく使い、自分の人生を豊かにし、そして社会に還元していくか。

医者向け(特に開業医)に書かれています。

 

時間管理術の本はたくさんありますが多くはビジネスマンが対象です。

しかし本書は、医師向けです。

 

医師の役割は患者を診察し診断し治療する事です。

これにつきます。

 

しかし経営者となると、職員の労務管理や取引先との営業・交渉、経理、税金対策といった様々な事をしないといけません。

 

開業医は医師であり、経営者でもあります。

経営者がすることは、どういったことをお客様(患者さん)に提供できるかという方針をはっきり示すことです。

 

 

自分の理想とする働き方を実現させ、

自分の理想とする私生活を充実させ、

社会の役に立つことを行うか。

 

どれが欠けても幸せにはなれないとおもいます。

 

仕事と私生活を充実させる方法をライフ・ワーク・インテグレイトと表現しています。

バランスをとるのではなく、融合です。

 

28の方法が書いてあります。

 

働き方改革をもう少しかみ砕くと、いろいろな働き方があるということです。

人は実際に見たことや聞いたことがある方法しか思いつかないのではないかと思います。

 

それは働き方も一緒です。

自分が知っている働き方しか選択肢がないとおもっています。

 

本書で学んだことは「こういった充実した働き方があるんだ」という新しい発見です。

 

ぜひ、医師の方、とくにこれから開業を考えている方には必見だと思います。