漢方医の日記

平凡な毎日をいかに楽しく過ごすか。本の紹介を中心に、学び・健康・東洋医学・ライフスタイルなど色々。漢方大好きおじさんのブログ。

これからの投資の思考法

46冊目は柴山和久さん著

「これからの投資の思考法」です。

 

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法

 

 

 

日本人はお金を銀行に貯金する人がほとんどです。

お金が勝手に増えていくという思考を持っている人は少ないのではないでしょうか。

 

投資は貯金よりもリターンがあります。

投資でお金を増やす方法を提示してくれています。

 

ポイントは3つです。

 

「長期」「積み立て」「分散」です。

 

また基本原理は

 

「安く買い、高く売る」です。

 

損する人はこの基本原理に反したことをしています。

 

なぜなら人間は感情の生き物だからです。

株価が下がってくれば、売りたくなり

株価が上がってくれば、買いたくなるのです。

 

基本原理と逆の行動をとります。

 

粛々と原理にそって投資を行った人が確実に利益を得ます。

 

世界経済は成長過程にあるので、原理とポイントにそってすれば資産は増えるというわけです。

 

お金を増やす事のメリットは何でしょうか?

 

経済的な自由を得る事です。

経済的自由を得ると自立しやすくなります。

自分のしたいことができるようになります。

 

もし経済的自由を得ていないのであれば、組織にしがみつく事になります。

そして長く同じ組織にいる事は自己成長を阻害する可能性があります。

 

著者は財務省で9年間働いたようですが、そこから自立しました。

 

人間には成長欲求があります。

 

 

投資をして、経済が成長して、お金が動き、誰もがハッピーになる世界がくるといいなと思います。

 

長期投資の考えについては、大変参考になりました。

生活に生かすことができると思うのです。

 

物事を選択するときに常に長期的に考える練習をすると、結局はリターンが最大になると思うのです。

 

1か月後、1年後の利益のために人生を選択していくと結果的に損をします。

あっちへふらふら、こっちへふらふらとなってしまって、

株式でいえば、損切をしているのと一緒です。

 

「長期投資思考」を日々の生活に取り入れる事は人生をより豊かにしてくれるのではないか、という事に気づきました。