「バカとつき合うな」です。
色々なバカが登場します。
とても心に突き刺さりました。
自分もバカだったな、と。
堀江さんは主体的に生きるという事を実践しています。
「凡人でも好きなことをして生きる」事ができる価値観を作っています。
ここに出てくるバカは「過去の価値観に縛られている人」と言えそうです。
西野さんの「善意ならなんでもありのバカ」は恐ろしいと思います。
善意なので聞く耳を持ちません。
結果よりも過程を大切にするタイプです。結果はどうでもいいから、気持ち(過程)が大切だと考えます。
結果として人が求めていないことを強要することになります。
気を付けないといけません。
他の本で見たことがない価値観がありました。
西野さんの「成功した事業はすぐ他人に譲る」というものです。
執着がありません。仏の道です。この方、本当にすごいなと思います。
もうひとつは堀江さんの「死に支配されるのが癪、精神的ではなく物理的に死を克服したい」という価値観です。
「死」を受け入れてこそ、覚悟が決まると考えていましたが堀江さんは「死」なんて未来を考えるから行動ができないのだと言います。
「死」は行動を邪魔する「思考」です。
堀江さんの人生を変えた出来事にヒッチハイクがありました。
私も以前ヒッチハイカーとして全国を旅したことがあります。
ヒッチハイクは手を挙げるか、挙げないかだけです。
挙げればかならず、車は止まります。仕組みは単純です。
100台以上乗せてもらいましたが、嫌な思いは一回もしませんでした。
「行動」→「体験」がすべてを決めるという事が2人の共通点のようです。
仕組みは単純なのです。
心が揺さぶられ、背中の荷がおり、一歩先に進めそうな一冊です。