27冊目は永松茂久さん著、きずな出版の「言葉は現実化する」です。
「思考は現実化する」の言葉バージョンです。
ポイントは潜在意識だと思います。
プラスの言葉は自分の潜在意識へ働きかけます。
例えば「できる」と思い言葉に発する事で「できる」方法を考えようとします。
「できない」を思い言葉に発することで「できない」理由を考えます。
潜在意識は
① 善悪の判断ができない
② 「私」と「他人」を区別できない
③ 入ってきた言葉をストップできない
④ 時間を認識できない
とくに④の考え方は勉強になりました。「今」しか認識できないというのです。
過去の嫌な思い出でマイナスの感情が沸き上がる時、脳は「今」体験をしていると思うのです。
これを読んだときに「禅」の「今を生きる」という考えに通じると思いました。
①はわかりにくいかもしれませんが、例えば「私は人を信じない」と言葉を発したとします。「人を信じない」よりも「人を信じる」ほうが人生は善でしょう。
しかし脳はその判断をしないということです。
素直に、「人を信じないでいきましょう」と。そしてそのように行動をしていくのです。
きっと脳は自分がおもっているよりも、もっとすごい能力をもっているのではないかと感じさせてくれる本でした。