漢方医の日記

平凡な毎日をいかに楽しく過ごすか。本の紹介を中心に、学び・健康・東洋医学・ライフスタイルなど色々。漢方大好きおじさんのブログ。

鷹野鍼灸院の事件簿

25冊目は 乾緑郎著 宝島社出版 「鷹野鍼灸院の事件簿」です。

 

 

第2巻になります。

鍼灸ものは珍しいと思います。著者は鍼灸師です。

私も東洋医学をしており、鍼も勉強中です。小説中にでてくるツボも勉強になります。

 

鍼灸師の実態や社会的背景、鍼灸師の仕事がどういたものかわかります。

 

内容はおもに、鍼灸で出会った人々の物語形式です。

ジャンルはミステリーですが、何もないような日常(表面的)の裏にある人生物語を解き明かしていきます。

 

主人公は2人いて新米鍼灸師の真奈と鍼灸院の鷹野院長です。

真奈の性格は真っすぐで、おせっかい。

鷹野の性格はぶっきらぼうだが、本質を見抜く力がある。

 

文体は読みやすく、ちょうどよいドキドキ感です。