14冊目は堀江貴文さんと落合陽一さんの対談本「10年後の仕事図鑑」です。
仕事ってなんだろうと考えました。
インターネット・AIが登場し、仕事は激変しています。
AIにより減る仕事と増える仕事があります。消滅する仕事と誕生する仕事があります。
堀江さんは「好きなことを突き詰めろ」と提言し、落合さんは「他人と違うことをやって、軸をいくつか作り掛け合わせる」事を提言しています。
それが可能となる世界が近いといいます。機械ができる事は機械に任せればよいと。
産業革命では生産する主体が人力からロボットになりました。
AI誕生で管理をする主体が人(管理職・経営者・社長)からAIになると考えられます。
みんなと同じことをしていくことがリスクになっていく時代になってきました。
みんなといかに違うことをしていくか、個性を伸ばしていくか。
個性を伸ばし、「信用」をため、過去に執着せず、未来を悲観的にとらえず目の前の事に集中することが大切だと。
堀江さんがところどころで人生訓を書いていますが、「禅」の考えに非常に近いと感じました。執着(過去に対する怒りや後悔)や妄想(未来に対する根拠のない不安)にとらわれない事を禅では大切にしています。
AI時代にも禅的な考え方が生きてくるでしょう。